フクロウの蔵書保管庫

忘れたくない、思い出したい、読んだ本の記録をつけていきます。

バカが全裸でやってくる 入間人間

小説家の人生が気になるあなたにコレ、おススメです。

バカが全裸でやってくる (メディアワークス文庫)バカが全裸でやってくる〈Ver.2.0〉 (メディアワークス文庫)

正直最初、カバー裏のあらすじが気になった。デカデカと「この作品はフィクションです。」と書いてあった。なんだこのアピールと思いつつ購入。入間人間さんのバカが全裸でやってくるです。

物語は小説家を目指す大学生が主人公。子供のころに先生に課題で出されたお話を作ってくることで、ほめられたのがきっかけである。しかし彼には才能が伴わなかった。小説家には天才しかなれないのか・・・。そんな彼が居酒屋で「どーも、バカでーす!」という「全裸」の見た目通りの馬鹿と出会うことで夢を叶える物語は始まる。

小説家になるために何年前からやってきたのか、何次選考までいったとか、ライバルとはどんな感じか読んでて、小説家になる人間ってどんな努力してんだろうと思いつつめくるページが止まらなかった。2作品続けて読めるくらい面白いです。(帯の推薦文が「おススメ小説」はインパクトがあったシンプルイズザベスト)

この本がきっかけで入間人間さんの他作品も読みはじめました。(書いててライト文芸ってジャンル初めて聞いた。大人向けライトノベルだそうです。)

バカが全裸でやってくる (メディアワークス文庫)

バカが全裸でやってくる (メディアワークス文庫)