ビブリア古書堂の事件簿 三上延
本にまつわるミステリーが好きな方におススメ
お手軽に読めるミステリー作品といえば、メディアワークス文庫(個々の作品は読みやすいのが多い気がする)三上延さんのビブリア古書堂の事件簿ですね。
ドラマ化、漫画化されており結構有名な作品だと思います。まだ一巻しか出ていないときに、本屋さんのお話かと気になって購入(本って気になるととりあえずストックしたくなりますよね)。
舞台は北鎌倉の古本屋、古書に関する知識が豊富な店主の栞子さん(本が絡むと話がとまらない残念美人)が、客持ち込む本に関する謎を紐解いていくお話です。主人公は何やかんやで、アルバイトすることになった五浦大輔(マッチョ、正義感が強い)です。本が絡むと暴走気味な栞子さんをサポートしつつ物語は進みます。この二人のコンビが謎を解いていきますが、栞子さん自身にも謎な部分があり、個人的にはゆっくり手軽に読めて学生時代は電車でお世話になりました。
この作中では様々な古書が登場しますが、その本の売上が伸びたり、復刊などもあったそうです。そろそろ本棚がきつい為、新しいミステリースペースのために売りたいが中々売る決心がつかないシリーズの一つ。
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
- 作者: 三上延,越島はぐ
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2011/03/25
- メディア: 文庫
- 購入: 32人 クリック: 2,758回
- この商品を含むブログ (446件) を見る