フクロウの蔵書保管庫

忘れたくない、思い出したい、読んだ本の記録をつけていきます。

聲の形 大今良時

君に生きるのを手伝ってほしい

映画『聲の形』Blu-ray 通常版

上記の言葉がキャッチコピーのこの映画、漫画版でも連載当初から続きが気になって仕方ない作品でした。原作は大今良時さんの聲の形です。

昨日夜にNetflix視聴中に、偶然見つけてビックリしました。原作はもちろん読んでいたのですが映画になった時期は、色々仕事が忙しくてすっかり存在を忘れていました。早速視聴しました。二人の思いのすれ違いやあの時こうしていればといった感情表現が素晴らしく物語は結構ズキズキくる作品なのですが、相手に気持ちを伝えることの難しさを教えてもらったような気がします。

高校生の主人公の石田将也が過去に犯してしまった罪から、小学校の同級生で聴覚障害者の西宮硝子の行方をずっと捜し続けていました。手話サークルの会場にて、二人は再会を果たすことになりますが・・・物語は小学校の過去からはじまり高校から再び進展します。色々過去にやってしまったことを思いださせてくれる作品ですが、自分的には全巻通して色々考えさせてくれる本でした。