神様のパズル 機本伸司
青春SF作品といえばこの本!!
映画化されてるとか知らんかった。機本伸司の青春SF作品、神様のパズル、穂瑞沙羅華の課外活動シリーズの前作です。
本屋さんで、青春SFの旗手という帯に惹かれて購入。
留年寸前の大学生の綿貫基一(抜けているところが多いが、やる時はやります)と飛び級するほどの天才の穂瑞沙羅華(基本尊大なしゃべり方だが、これが良い)のコンビがおくるシリーズのはじめの作品ですね。
留年寸前の綿貫基一は、担当教授から不登校の天才学生穂瑞沙羅華をゼミに参加させるよう難題を命じられたが、最初のコンタクトでは失敗してしまう。しかし大学の講義のノートを写させてもらった老人の「宇宙がどうしてできたのか」という質問に答えるために天才の穂瑞沙羅華を頼ったところで「宇宙を作ることはことはできるのか?」という疑問にあたり物語は進展していきます。凸凹のコンビで主に解をするのは穂瑞で、奔走するのが綿貫の担当ですね。
後のシリーズ(全5冊)ではこのコンビの関係も進展?が見ることができます。まだ三冊しか読んでいませんが(これ書くまで、4冊目の存在を知らなかった)青春SFといえばこれッというぐらいに結構はまりました。