フクロウの蔵書保管庫

忘れたくない、思い出したい、読んだ本の記録をつけていきます。

奴隷のしつけ方 マルクス・シド二ウス・ファルクス(解説ジェリー・トナー)

古代の帝国を支えた奴隷とその主、当時の光景がありありと浮かんできました!

奴隷のしつけ方

奴隷のしつけ方 マルクス・シド二ウス・ファルクス(解説ジェリー・トナー)

大学時代に以上にローマにはまっていた時期がありました。ドラマのスパルタカス(血しぶき、エロ多めですが、戦いがマジカッコイイ)、ROME(二人の兵士が主人公、この二人の友情が熱い!!)とか漫画ではテルマエ・ロマエにはまっていました。テルマエは次に紹介しようかな風呂好きだから長くなりそうですので。

作品絵はヤマザキマリさんが描いてくださっております。(ファンとしてうれしい)こちらの作品は古代ローマ貴族のマルクス・シドニウス・ファルクス様が人を使う技術を教えてくださるというものです。それを現代の研究者のジェリー・トナーさんが解説していく形で進行します。どこでどんな奴隷を買うべきかアドバイスがあったり、適度なしつけ方やマルクスさんの趣向などが描かれており、当時の光景がそのまま思い浮かんできました。ローマが好きな私にはたまらん一冊でした。

奴隷のしつけ方

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ROME [ローマ] 〈前編〉 [DVD]

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